|
成績優秀で、何でも出来て、僕の届かない場所にいる。 僕は何時も思うんだ。 君は僕から離れていくんだって。 ぱーふぇくと☆ぼーい 君は僕から離れていく。 絶対遠い未来君は僕の側にいないんだ。 だって僕は落ちこぼれ 君は優秀な生徒なんだから。 僕の言葉だって君にとっては簡単で、 でも、僕にとっては勇気のいる言葉なのに。 きっと君は僕の事なんてどうだっていいんだ。 そう思い出したのは最近だけど 何時も話してる 何で君と僕のお母さんが話すの? 僕は何処? 君の中の何処にいるの? 「別れてっ!」 付き合って2年半、僕は君と共にいたある放課後に言った。 「は?」 アスランは首をかしげている。 「別れて……それだけ、言おうと思ったんだ。じゃあね」 僕はさようなら、とだけ言ってその場所から走った。 アスランは僕を追いかける。 僕は走った。君に追いつかれないように。 家まで走った。君と会わないように。 僕がそれを言えるまでしばらく時間がかかった。 何度も言おうと思ってた。 僕は君の邪魔になるから。 でも、いえなくて…それよりどんどん思ってく。 御免。御免ね。僕は起用じゃないから。 「―――…っ…」 こんなに、好きなのに。 自分の気持ちを偽る必要なんてあるのかな・・? 「…君には…解ってもらえないよね…」 どんなにあふれそうになる涙も必死に堪えた。 本当は好きだよ。 でも、君の心が怖いんだ。 君から突き放されるのが怖いんだ。 だったら僕から突き放すから。 来ないで。 僕に近寄らないで。 その心を溶かさないで。 僕は自分の部屋の片隅で膝を抱えて泣いていた。 君への思いは溢れるのに。 僕はそれを伝えられない。 君に言える言葉は何もない。 『別れて』 その文字しかないんだ。 御免ね。 御免なさい・・・・。 コンコンッ ぴんぽーん・・・ぴんぽーん・・・ インターホンが鳴ってる。 きっとアスランだと思うけど僕はでようとしない。 「・・・・キラ!・・・・キラ・・・・・・・!!!」 彼は何度も僕の名を呼ぶ。 ねぇ、僕を呼ばないで。 僕の事なんて…忘れて………。 「俺は……好きだよ。キラが誰を好きになってもずっと好きだよ。 だから、また…好きになったら…言って。それまで、待ってるから」 そんな事…言わないで… 僕は君以外は好きにならないよ。 でも、怖いんだ。 ずっとずっと…怖いんだ。 ばたんっっ 僕は恐れながらも扉を開ける。 「嘘だよ!」 アスランはぽかんっとしてる。 「君のこと…嫌いじゃない。別れて欲しくない。 でも、僕は君の邪魔になるんだ。それが…ずっと怖くて…」 あふれ出す涙。 堪えようとしてたのに。 「〜〜〜〜…っ…うう…っく…」 「…キラ、御免。ありがとう。でも、好きだよ。 だから、このままでいて。俺はキラが好きだから」 『付き合って』 「―――…うん」 僕は君が好きだから。 それは永遠の気持ちだよ。 =========================================== 久々の読みきり種です☆ 暑中見舞いは沢山書かなきゃ!とか思いつつ、 去年で夏ネタ使ってしまったのでこんなですが(笑) ですがどうか宜しくお願いします☆ 今年は鋼主にしようとしつつも、鋼が賭けずに種でした。 種人気が終わるまで種小説書きますので・・・ 見捨てないで!!!!←これ、重要。 |